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砥石の豆知識 第7章「検査と試運転」
 
  • 外観検査
  • 打音検査
  • 適合検査
  • 試運転

外観検査

砥石の取り付け前に、下記項目について目視での検査を行います。
 
・ヒビ・欠け・キズの有無
・ラベルの有無
・フランジ当たり面に異物がないか
・湿分の有無(レジノイド砥石は湿気により、早期劣化します)
・ひずみの有無

打音検査

工具は木製ハンマーを使い、砥石全周について行いますが、
切断砥石の様に薄いものや100mm未満の砥石に関しては有効ではありません。
 

適合検査

取り付ける工具の回転スピード(rpm)に砥石の最高使用周速度が超えない砥石を使用すること。

試運転

作業開始前には、以下の要領で試運転検査を行います。
 
・指定保護具の完全着用を励行すること。
・スイッチを入れる前に作業位置に注意し、研削砥石が破壊した場合の飛散方向は避けておくこと。
・空転時間を3分間以上とし、この間に振動・異常音に注意すること。
・空転して異常がなければ、ためし切り(削り)をすること。
 
※取り付け調整済みの砥石であっても、その日の作業前には1分間の試運転を行うこと。
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