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用語集

用 語
説 明
硬度

砥粒を保持する結合剤の強さの程度を示す。一般に硬度といわれるが、砥粒の硬さや
研削砥石の強さではなく、研削作用の軟・硬度を表す。アルファベットにて表し、Aに近い方が強さは低く(軟質)、Zに近い方が高く(硬質)なります。
 

J(軟)~M(やや軟)~S(標準)~T(硬)

自生作用
砥粒は仕事(切粉を出す)を重ねる毎に磨耗が大きくなり、切削抵抗によって、ボンド(結合剤)の保持限界を超えた時に砥粒が脱落して、新しい砥粒(切れ刃)を出すことを表す。この自生作用の繰り返しによって行なわれる。
集中度
砥石の中に入っている砥粒の数を表す。
集中度100の場合:砥石堆積当り25%が砥粒

数字が小さい → 砥粒が少ない
数字が大きい → 砥粒が多い

製造・使用(加工)可能/推奨範囲:集中度15~150

スラッジ
ホーニング加工時に出るワークの削りカス(切粉の細かい物)。
切削抵抗
砥粒がワークを削り取ろうとする時にかかる力。
粒度

砥粒の大きさを示す単位。#(番)で表し、数字が1に近いほど砥粒は大きく(粗粒)、数字が大きくなるほど粒度は小さい(細粒)。

数字が小さい → 粗い(粗粒)
数字が大きい → 細かい(細粒)

ツール
加工物を加工するときに使用する刃具・保持具等全般を表す。
砥石 :実際に仕事(加工)をする刃具
砥石台 :砥石の保持具
マンドレル :砥石台を固定させ、砥石を拡張させる
補助具(棒状)
 
※砥石は、1本砥石から多本(2~10,・・・・)砥石、寸法もワーク、加工条件等に合ったさまざまな物が有り、それに合わす為、砥石台、マンドレルもあります。
砥粒
切る・削る・磨くなどのために使用する硬度の高い粒状または粉末状の物質の総称です。切刃として加工物を削る重要なはたらきをします。
砥粒の突き出し量
砥石表面(ボンド面)から飛び出している(頭が出ている)砥粒1ヶ当りの量。
砥粒が大きい → 突き出し量は多い
砥粒が小さい → 突き出し量は少ない
ボンド(結合剤)
砥粒を保持(固定)させる物。加工工程、ワークの材質、
硬度、形状等、さまざまな要素により使い分けが可能。
前加工精度
加工物のホーニング加工前の精度。面粗さ、真円度、取代等を示す。
<砥石が硬い作用に出る=切れ味が悪くなる>
・面粗さが細かい
・硬度が高い
・真円度が良い
・取代が多い
ワーク
加工物、部材。
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