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砥石の豆知識 第3章「研磨について教えて?」
 
  • 研削について
  • 研磨の種類

研磨について

「研磨」とは、材料の表面のキズなどを取り除き、磨き上げることを言います。
 
材料の表面を保護し、美的・機能的付加価値を向上させるために、多くの場合、表面加工が行われます。
 
研磨材による研磨・研削もその中の一手段です。
研磨工程を省略すると、密着不良・着色ムラ・美的付加価値の低下などを起こすことがあります。
そのため、「研磨」は品質の上でも重要な工程と言えるでしょう。

研磨の種類

研磨にはどのような種類があるのか見てみましょう。

バフ研磨

布製、またはその他の柔軟材で作られた研磨輪の周囲に種々の研磨剤を付けて回転し、素材を研磨する技術のことを言います。
研磨面に多少の段差があっても研磨できるため、工作物の最終仕上げ段階での光沢出しや、メッキの下地作りとして用いられます。また、バフ研磨はあらゆる金属において施すことが可能です。

鏡面研磨

バフ研磨を施した後に鏡面研磨を行います。
鏡面研磨を行うことによって表面に光沢を保つことができます。
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ウェットブラスト

投射材と呼ばれる粒体をワーク(加工物)に衝突させ、ワークの加工などを行うショットブラストとは異なり、水・空気・超極小メディアをサビや汚れに当てて表面処理を施す技術のことを言います。
従来研磨できなかった凹凸のある部分にも表面処理を施すことを可能にし、非常に幅広い分野への表面処理が実現されました。

湿式研磨

ウェットブラストより、更に光沢を求める製品に対して施す研磨技術です。
光輝研磨とも呼ばれ、非常に高い高輝度を得ることができ、ウェットブラスト以上に美しい光沢を得ることができます。
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